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辞書
せいし‐にゅう【西施乳】
《美味なことを西施の乳にたとえたもの》フグの別名。
西施(せいし)の顰(ひそ)みに倣(なら)う
《美人の西施が、病気で顔をしかめたところ、それを見た醜女が、自分も顔をしかめれば美しく見えるかと思い、まねをしたという「荘子」天運の故事から》善し悪しも考えずに、人のまねをして物笑いになる。また...
せいしほうしん【西施捧心】
病気に悩む美女の様子。また、同じ行いでも人や場合により価値に差が生まれるたとえ。▽「西施せいし心むねを捧ささぐ」と訓読する。『蒙求もうぎゅう』の一句。
せいし【西施】
中国、春秋時代の越の美女。呉に敗れた越王勾践(こうせん)から呉王夫差に献上され、寵愛(ちょうあい)を受けた。夫差が彼女の美しさにおぼれている間に呉は越に滅ぼされた。