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やみのうつつ【闇のうつつ】
後藤宙外の小説。明治30年(1897)「新小説」誌に発表。
やみ‐の‐うつつ【闇の現】
暗やみの中での現実。暗やみの中で、実際にあっても判然としないこと。「かたちの、面影につと添ひておぼさるるにも、—には猶劣りけり」〈源・桐壺〉 [補説]書名別項。→闇のうつつ