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韓信(かんしん)の股潜(またくぐ)り
《韓信が、若いとき町でならず者に言いがかりをつけられ、耐えてその股をくぐったという故事から》大望をもつ者は目先のつまらないことで人と争ったりしないことのたとえ。
かんしんほふく【韓信匍匐】
将来の大きな目的のために、一時の屈辱や苦労を耐え忍ぶことのたとえ。韓信が腹ばいになって人の股またの下をくぐる意から。「韓信の股くぐり」という句で有名。
かん‐しん【韓信】
[?〜前196]中国、漢初の武将。江蘇の人。項羽(こうう)に従ったのち、劉邦(りゅうほう)の将となり、華北を平定。斉王、次いで楚王に封ぜられたが、のち淮陰侯に左遷され、反逆の疑いで呂后(りょこう...