みゃーらくもん (富山の方言)
道楽者。 ありゃ、ほんまにみゃーらくもんで(あいつは本当に道楽者で)
むっかむてん (神奈川の方言)
夢中で。一心に。むやみやたらに。 あいつぁーよー、むっかむてんに仕事やるからなー(あいつはねえ、むやみやたらに仕事をするからな)
もったりまげだり (秋田の方言)
話を何度もひっくり返す。 あえだばもったりまげだりで、どれほんとだがわがらね(あいつは話がころころ変わって、どれが本当だかわからない)「盛ったり撒けたり」から。
もとーる (岡山の方言)
口が達者だ。よく喋る。 あいつぁー、よー口がもとーるやつじゃのー(あいつは、なかなか口が達者なやつだなあ)
やっぱはまり (青森の方言)
何にでもすぐに首をつっこむ人。 あえだっきゃやっぱはまりでよ(あいつは何にでもすぐに首をつっこむやつでさ)南部では「からこしゃぐ」。
やねこい (愛媛の方言)
めんどう。気難しい。汚い。 あいとは、やねこいわい(あいつは一筋縄ではいかない)
ゆくしむぬいー (沖縄の方言)
噓。偽り。 あれー ちゃー ゆくしむぬいーびかー っしやー(あいつはいつも噓ばかり言っているね)「横し物言い」に対応する語。
ゆたむぬいー (沖縄の方言)
信用できない言葉。 あれー ちゃー ゆたむぬいー すん(あいつはいつもでたらめなことを言う)「ユタ」は「巫女」のこと。
よっぽどいい気だ (神奈川の方言)
ひとり合点して喜んでいるのを批評することば。 あんなことばっかり言っちゃって、自慢ばっかりして、あいつ、よっぽどいい気だな(あんな(くだらない)ことばかり言って自慢ばかりして、あいつは自分だけで喜んで…
よまんどし (神奈川の方言)
〈子どもなどの〉おない年。 あいつらー、よまんどしかよ(あいつらはおない年かよ)