げんや 【原野】 (北海道の方言)
自然のままで未開墾の原。 北海道にはげんやがいっぱいある(北海道には原野がたくさんある)
こじょやか(1) (群馬の方言)
物静かなさま。 あの人は、こじょやかな人だいね(あの人は物静かな人だよね)清楚であるというような良い意味で使われる。
こずく (長野の方言)
手間を惜しまない働き。 こずくがある人だねえ(億劫がらずにこまめに働く人だ)
こつい (静岡の方言)
小さい。 なりはこついけーが力がある(体は小さいが力がある)
こびきちょー 【木挽町】 (東京の方言)
銀座〈中央区〉の木挽町にあったところから、歌舞伎座をいう。 歌舞伎座に行くことを「木挽町に行く」と、昭和の頃まで年輩者は言ったものである
こーらい (滋賀の方言)
とうもろこし(玉蜀黍)高麗黍。 焼いたるこーらいは、こーばしてうまいもんや(焼いてあるとうもろこしは、香ばしくておいしいものだ)
ごてーしん (大分の方言)
不精者。 あいつは、ごてーしんじゃーきーのー(あいつは不精者だからなあ)「五体惜しみ」あるいは「五体死に」の転か。
ごぼる (石川の方言)
雪や泥に足がはまる。 人のとーったあとあるかんと、雪にあしゃごぼるぞ(人の通った後を歩かないと、雪に足がはまるよ)
〜さか (和歌山の方言)
〜から。 ねつあるさか、いかんほーがえーで(熱があるから、行かない方がいいよ)
さっち (福岡の方言)
かならず。 さっち、くるけんね(かならず来るからね)「しゃっち」「さっちが」とも。「さっちみち」という言い方もあるがやや意味が弱まる。