ちん (高知の方言)
男性にとっての古くからの親しい男性の友人。 あれはわしのちんやきなんでもいえるがよ(彼は私のごく親しい友達だから何でも言えるのだよ)
てこい (鳥取の方言)
大きい。 てこい、ちーしゃーなどとつべこべ言っても、埒(らち)があかんわ(大きい、小さいなどとあれこれ言っても、埒があかないよ)
とーきび (福岡の方言)
とうもろこし。 あらー、なんな。あらー、とーきびたい(あれは何ですか。あれはとうもろこしだよ)
とーたび (沖縄の方言)
人が亡くなること。 あれー とーたび さん(彼は亡くなってしまった)
ねつい (広島の方言)
しつこい。くどい。 ありゃ、ほんまにねつい人じゃ(あれは本当にしつこい人だ)
のて 【の手】 (東京の方言)
山の手。 のてだねーあれはのての噺家だ(中心にはこられない〈二流の〉噺家だ)下町っ子が山の手の野暮ったさを軽蔑して言う語。
ひぼえ (宮城の方言)
焰。火の粉。 あら、あっつのひぼえみさえ。かずでがすぺ(あれ、向こうの火の粉を見なさい。おそらく火事でしょう)
ふりまくとぅー (沖縄の方言)
馬鹿正直。お人好し。 あれー ふりまくとぅー なてぃ しぐ そーがってぃん すんどー(あの人は馬鹿正直ですぐ信ずるぞ)
へんじょうこんごう (愛媛の方言)
理屈。 へんじょーこんごーぎり言よる(あれこれと理屈ばかり言っている)「南無大師遍照金剛」から。
やまとぅんちゅ (沖縄の方言)
日本本土の人。 あれー やまとぅんちゅろー(彼は本土の人だよ)やまとぅんちゅとぅ にーびち すん(本土の人と結婚する)