あこわー (三重の方言)
あれまあ。 あこわー、ひまずえしてつくんなさんのやでなー(あれまあ、手間暇かけて作りなさるのですからねえ)「あれこわい」「あれこー」とも。
あつる (山形の方言)
一歩ずつ進む。 部屋んなが、あゴつるとごもなぐ、つらけった(部屋の中が足を踏み入れるところもなく散らかっている)
あごとー (福岡の方言)
下あご全体。おしゃべり。 あっちのむすかー、あごとーのきーとる(あそこの息子は無駄口を叩く)
あさぐ (青森の方言)
歩く。 夜に外あさげば、まね(夜に外を歩いたら駄目だ)
あさっぱか (群馬の方言)
朝食前の早い時間にする仕事。 くれーに起きてあさっぱかによく出たよ(暗いうちに起きて早朝仕事によく出たよ)
あさっぱら (埼玉の方言)
朝。早朝。 こんなあさっぱらからねーとりしてるんかい(こんなに早朝から苗取りをしているのかい)
あさばん (沖縄の方言)
昼食。 ちゅーぬ あさばのー うけーめーし しむみ(今日の昼食はお粥でよいか)
あさん (佐賀の方言)
あなた。 久しゅー見らんじゃったばってん、あさんなどこさいいとったこー(久しく見なかったけれど、あなたはどこに行っていたのかい)自称は「おい」。
あざぐ (山形の方言)
無断で搔き回し探す。 おれのつぐえのなが、あざぐな(おれの机の中を搔き回すな)
あしぇる (山形の方言)
混ぜる。 むがす、しぇで、豆煮で、すおど、こーずあしぇで、味噌つぐったもんだ(昔は家で豆を煮て、塩と麴を混ぜて味噌を作ったもんだ)