けっぱんずく (岡山の方言)
つまずく。 こねーだ、うちのじーさんが神社の石段にけっぱんずいたんじゃー(この間、うちのおじいさんが神社の石段につまずいたんだよ)
けつる(2) (山口の方言)
つまずく。 机の脚でけつった(机の脚につまずいた)
けなりー (岡山の方言)
うらやましい。 そねーなことーきーたら、子どもがけなりがらー(そんなことを聞いたら、子どもがうらやましがるよ)
〜けりゃー (鹿児島の方言)
〜だったんだ〈終助詞〉。 きょーでじゅーにねんに、なっとったけりゃー(今日で一二年になっていたんだ)古語の「けり」に由来。意外な事実に気づいたときに使う。
げぁーちま (新潟の方言)
おたまじゃくし。 げぁーちまがいた(おたまじゃくしが居た)「げぁ」の発音、広口。
げばいた (岐阜の方言)
失敗する。 げばいたはなし(失敗した話)げばいたおとこ(醜態な男)げばいたこと(恥じ入ったこと)
こおつと (兵庫の方言)
〈思案するときの〉さてと。 こおつと、あれはどこにやったかいな(さてと、あれはどこに置いたかなあ)
こそくる (静岡の方言)
繕う。 かギざきをこそくっといたよ(かぎ裂きを繕っておいたよ)
こなす (福岡の方言)
いじわるしていじめる。 わるそーが、とーしぇんぼして、こなしよる(いたずら小僧が通せんぼしていじめている)「にくじ」は精神的意地悪。
こーえん 【公園】 (東京の方言)
浅草公園。またその花柳界。 とど終に公園へ身を売るにいたるまで