ぬぐだまる (岩手の方言)
温まる。 こだっつさへぁてらば、ぬぐだまってきた(炬(こ)燵(たつ)に入っていたら、体が温まってきた)
ぬすっくらい (栃木の方言)
盗み食い。 戸棚にとっといた饅頭を、ぬすっくらいしたやつは誰だ(戸棚に仕舞っておいた饅頭を、盗み食いしたやつは誰だ)
ねばり (岐阜の方言)
真綿。 むかしは、布団に綿入れる時、上にねばりのばいたもんやさ(昔は、布団に綿を入れる時、綿の上に真綿を伸ばしたものですよ)
ねんがける (愛媛の方言)
狙う。目をつける。 前からねんがけとったんじゃけど、取られてしもたかい(以前から狙っていたんだけれど、取られてしまったよ)
ねんごーたれる (広島の方言)
くどくど説明する。気の利いたことを得意気に言う。 やたらにねんごーたれるよーじゃー嫌われる(やたらにくどくど言うようでは嫌われる)
のく(1) (高知の方言)
抜ける。 むしばだらけで歯が皆のいたちや(虫歯だらけで歯が全部抜けたのさ)
のく(2) (高知の方言)
落ちる。 あろーたらしみがのいたねや(洗ったら染みが落ちたね)
のたくる (埼玉の方言)
苦しそうにもだえる。 炎天下でめめずがのたくってた(炎天下でみみずが苦しそうにもだえていた)
〜のーら (和歌山の方言)
〜なあ。 なんど、うまーもんくいたいのーら(何か、おいしいものを食べたいなあ)
はいだるい (石川の方言)
体がだるい。つまらない。 暑い中で仕事しとったさけ、はいだるい(暑い中で仕事をしていたから、体がだるい)