あめる (北海道の方言)
食べ物がいたむ。すえる。 このごはんあめてんでないの?(このごはん、すえているんじゃない?)
あもよ・あもじょ (長崎の方言)
おばけ。 泣きよったら、あもよの来るよ(泣いていたら、お化けが来るよ)幼児に向けて脅すようなしぐさとともに言う。
ありぐ (青森の方言)
歩く。 夜に外ありげば、わがね(夜に外を歩いたら駄目だ)津軽では「あさぐ」。
ある (和歌山の方言)
いる。 あそこの川、前は魚、よーさんあったんや(あそこの川は前は魚がたくさんいたんだ)反対語は「ない」。
いいえのことよ (愛媛の方言)
どういたしまして。 いいえのことよ、こっちこそごっつぉになってから(どういたしまして、こちらこそご馳走になってしまって)
いぎなり (宮城の方言)
〈程度・量ともに〉たいへん。とても。すごく。 きょう朝っぱらがらかしぇえで、いぎなりがおた(今日は早朝から働いたので、たいへんくたびれた)「いぎなし」とも。
いけいけ (奈良の方言)
間に合わせ。相殺。 おまえからかったお金、今日のひる飯でいけいけにしてなあ(あなたから借りていたお金、今日の昼食代で相殺にしてね)
いごく (兵庫の方言)
動く。 いごいたらあかん。じっとしとけ(動いたら駄目だ。じっとしておけ)「いのく」とも。
いた (香川の方言)
下さい。 あいやこにさしていた(共同使用にさせて下さい)西讃(旧丸亀藩)では「つか」。
いたぐら (宮崎の方言)
あぐら。 いたぐらをかかんね(あぐらをかきなさい)