かざく (滋賀の方言)
匂いを嗅ぐ。 かざガいたら、やグさかったゆーはけ、びっくりしたんやで(匂いを嗅いだら、キナ臭かったと言うので、びっくりしたのだよ)
かぜねつ (福井の方言)
風邪をひいたときなどにできる口角炎、口内炎。 かぜねつできてるで、あついもん食べると口のはたしみるわ(口角炎ができているので、熱いものを食べると口の端がしみるよ)
かっちゃぐ (青森の方言)
ひっかく。 ちゃぺこ撫ででらっきゃ、かっちゃがえだじゃ(猫を撫でていたら、ひっかかれたよ)
かなつらい (千葉の方言)
だるい。 足がかなつらくなっちゃってよー、あそこでやすんでた(足がだるくなっちゃってよ、あそこで休んでいた)
かまぎっちょ (埼玉の方言)
とかげ。かなへび。 庭のすみっこにかまぎっちょがいたで(庭の隅にとかげがいたよ)
からう (長崎の方言)
背負う。 昔は弟や妹ばかろーて、がっこに行きよったってなあ(昔は弟や妹を背負って、学校に行っていたけれどねえ)
かんこくさい (京都の方言)
きなくさい。こげくさい。 なんか、かんこくさいえ(何かきなくさいよ)「かんこくさいこ」は「鼻が上を向いたかわいい子」のこと。
がいてー (大分の方言)
画鋲。 あ痛! がいてーを踏んだ。いとーじこたえん(痛い!画鋲を踏んでしまった。痛くてたまらない)「蓋」の付いた「釘」の意からか?
がおる (山形の方言)
衰弱する。 きょーだば、ごじがんもあるいだはげ、がおってしまった(今日は五時間も歩いたから疲れてしまった)
がばい (佐賀の方言)
ものすごく。 さかなつりよったぎ、がばいふとかとのつれたくさい(魚を釣っていたら、ものすごく大きいのが釣れたよ)