かまどけぁす (秋田の方言)
破産する。 あっこの家のあんちゃ、遊んでばりいで、かまどけぁした(あそこの家の息子は、遊んでばかりいて、破産した)「かまけぁす」とも。「竈返す」から。
からむ (鳥取の方言)
結ぶ。しばる。 新聞紙をそこらへんでからんどいてごっしゃい(新聞紙をそのあたりでしばっておいてください)
かわくろしい (愛媛の方言)
喉がかわいて苦しい。 かわくろしいけん、はよお茶くれや(のどがからからだから、早くお茶をくれ)
かんてき (大阪の方言)
七輪。 かんてきで何やいてるかおもたら、さいらやいてんか(七輪で何を焼いているかと思ったら、さんまを焼いているのか)
がい(1) (徳島の方言)
強く。たくさん。 がいにひっぱっといて(強くひっぱっておいて)
がいてー (大分の方言)
画鋲。 あ痛! がいてーを踏んだ。いとーじこたえん(痛い!画鋲を踏んでしまった。痛くてたまらない)「蓋」の付いた「釘」の意からか?
がおる (秋田の方言)
衰弱する。 かじぇ引いで、がおってしまった(風邪を引いて、弱ってしまった)
がまだす (佐賀の方言)
精出して働く。 むかしんこどま、ちんかもんもがまだしよりましたばな(昔の子どもは年少者も懸命に働いていましたよ)
がられる (宮崎の方言)
おこられる。 がられて、なっかたじゃ(〜られて、泣いているところだ)
きさんじ (島根の方言)
【出雲】痛快なこと。【石見】気晴らし。 やっぱし、しょーぶは勝たんときさんじにならん(やっぱり、勝負はかたないと面白くない)「かゆいところを搔いてもらう快感」の意もあるらしい。