ばし (秋田の方言)
噓。 ばしこえでばりいる人だ(噓をついてばかりいる人だ)ばしまげるもんでねぁ(噓をつくもんじゃない)県北部では「じほ」。「噓をつく」は「じほこぐ」「じほまげる」。
ばった (静岡の方言)
〈場所を〉確保した。押さえた。 この席ばった(この席押さえた)いーとこばっといていてくりょー(いい場所を取っておいてくれ)
ばーさらげる (茨城の方言)
髪の毛などが乱れる。 ばーさらげだあだましてあるってるわ(乱れた髪の毛をして歩いているよ)
ひあわい 【庇合わい】 (東京の方言)
くっついている家と家との間のせまい通路。 ひあわいの風が涼しいねーなまって、「ヒヤワイ」とも。
ひこずる(1) (徳島の方言)
引きずる。 若い子がズボンのすそひこずって歩っきょるんは妙ななあ(若い子がズボンの裾を引きずって歩いているのは変な感じだなあ)
ひだるがみ (奈良の方言)
山中で出くわす悪霊。 これに取り憑かれるといくら歩いても歩いても、いつの間にか元の場所に迷い戻るという。この悪霊は食べ物を供えると祓うことができるので山中を歩く時は弁当を少し残して、持って歩く必要があ…
ひとまめ (茨城の方言)
人見知り。 あのこども、ひとまめしてべそかえでるわ(あの子どもは人見知りをして泣いているよ)
ひんつけ (宮崎の方言)
かっこつけ。 ひんつけばっかいしちょってんだめど(かっこつけだけしていてもだめだよ)
びだげる (千葉の方言)
甘える。 このがきゃーいつまでんもびだげででおいねーなー(この子はいつまでも甘えていていけないなあ)
びんちょ (千葉の方言)
対のものが揃っていないこと。 おめー靴下びんちょに履いてるぞ(お前が履いている靴下は左右揃っていないぞ)