おごく (香川の方言)
る。 あいとは、いっぺんおごっきゃげないかん(あいつは一度厳しくりつけなければならない)
おずむ (熊本の方言)
目を覚ます。 そろっと歩かんと子どもんおずむが(そっと歩かないと、子どもが目を覚ますよ)
おたいまつ (奈良の方言)
東大寺二月堂の修二会。 奈良はおたいまつが終わらんと春がけーへんなあ(奈良では東大寺二月堂の修二会が終わらないと春が来ないねえ)「お水取り」とも。
おっけ (福井の方言)
(〜して)下さい。 いつまでも、もってえんと、はよおっけま(いつまでも持っていないで、早く下さいよ)かいとっけ(書いて下さい)
おど (青森の方言)
顎。 かまねばおどゲじょんぶさなんねよ(嚙まないと顎が丈夫にならないよ)
おます (大阪の方言)
あります。 ないちゅーてさがしてはるもん、そこにおますで(ないと言ってお探しになっている物、そこにありますよ)
およずく(1) (愛知の方言)
手だけを伸ばす。 なましーもんで、いざらんとおよずいとる(怠惰なので、動かないで手だけ伸ばしている)
およずく(2) (愛知の方言)
ためらう。よろける。 およずいとらんとやれ(ためらっていないで勇気を出してやりなさい)石につまずいておよずく(石につまずいてよろける)
おらぶ (大分の方言)
叫ぶ。 まちっとおらばんと、向こうまじ聞こえんわい(もっと大声で叫ばないと、向こうまでは聞こえないよ)
おーの (高知の方言)
感動詞。 おーの、みちのまんなかにねこがしんぢゅーが(ああ、道のそばに猫が死んでいるよ)どちらかと言うとあまり良い感じを持たないときに多く使う。