ごんごんちー (山口の方言)
妖怪。幽霊。 ゆうこときかんと、ごんごんちーがでるよ(言うことを聞かないとお化けが出るよ)幼児語。
さじー (大分の方言)
すばしっこい。利に敏い。抜け目がない。 あん子はこんめーときからさじー子じゃったなー(あの子は小さいときから抜け目がない子どもだったなあ)
さでしてる (山口の方言)
放り捨てる。 なおっしょかんと、さでしてるよ(かたづけておかないと捨てるよ)長門では「さでくりだす」とも。
さばく (長崎の方言)
髪を梳(くしけず)る。 かんげのやぼくれなっとるけん、さばかんば(髪がもつれているから、梳らないといけない)
さばる(3) (島根の方言)
しっかりとつかまえる。 手にさばっちょらんと、怪我すーじ(手を握っていないと、怪我するよ)
しまつする (京都の方言)
節約する。倹約する。 始末せなあかんよ(節約しないといけないよ)
しみっぱれ (岩手の方言)
霜(しも)焼(や)け。 てぶくろさねば、しみっぱれになるぞ(手袋をしないとしもやけになるよ)
しょーたれ (新潟の方言)
不潔。不精。 あのもんはいつもしょーたれこいとる(あいつはいつも不精をしている)「不精な人」を「しょーたれこき」とも。
じなくそゆー (鳥取の方言)
無理をいう。片意地を張る。 やつは自分の意見が通らんといって、いっつもじなくそゆってだだをこねる(あの男は、自分の意見通らないといって、いつも片意地張って駄々をこねる)
じゃがじゃが (宮崎の方言)
そうだそうだ。 じゃがじゃが、それでいいとよ(そうだよそうだよ、それでいいんだよ)