〜げな (福岡の方言)
伝聞。例示。 あのひたー、ごーかくしたげな(あの人は合格したそうだ)なんでがっこーげな、いかんといかんとねー(どうして学校なんか行かないといけないの?)
〜さげ (茨城の方言)
〜さえ。 つるでさげ、おんガえしするっちゅーのによ(鶴でさえ恩返しをするというのになあ(何であいつはしないのだ))
さすけね (福島の方言)
大丈夫。気にしなくてよい。 ほのぐれのごどは、さすけね(そのくらいのことは、大丈夫)
さだっ (鹿児島の方言)
にわか雨。 さだっがくれば、よかて(にわか雨がくればよいのに)
されく・さろく (熊本の方言)
歩き回る。 あん子はまだひとつにもならんて、もーされきまわりよる(あの子はまだ一歳にもならないのに、もう歩き回っているよ)
さんずい (富山の方言)
梅雨。 はや、さんずいのじきになった(もう梅雨の時期になった)
しくた (三重の方言)
出来損ない。 しくたみたいなはながあがっとったが(出来損ないのような花がお墓にあがっていたわよ)雨の降ったりやんだりを「しくたびより」という。また、一人前でない人を指して「ひとりだけしくたがおるなー」…
しんぜる (群馬の方言)
神仏にお供えする。 毎朝仏さんにご飯しんぜるんはおばーさんだいのー(毎朝仏様にご飯をお供えするのはおばあさんですよ)
じじらに (島根の方言)
しきりに。間断なく。 そげん、しじらにくゎしくわせても、えかの(そんなに次々とお菓子をたべさせてもいいのか)
じちらかと (滋賀の方言)
落ち着いて。じっくりと。 朝はせわしないさかい、じちらかと新聞も読めん(朝は気ぜわしいので、じっくりと新聞も読めない)