おーばんで (鳥取の方言)
平気で。公然と。当然のごとく。 よそげの屋敷をじょーじゅーおーばんで歩いて行くやつがいる(よその家の屋敷のなかをいつも当たり前のように歩いて行く男がいる)「おーびらに」とも。
かいとまわり (奈良の方言)
〈へび〉青大将。 かいとまわりは家の主やで殺さんときや(青大将は家の主なので、殺さないようにね)奈良では集落のなかがいくつかの垣内(かいと)と呼ばれる小区画に分かれていて、青大将はこの垣内をまわると言…
かがやく(2) (群馬の方言)
体を曲げて下を向く。 かがやきまーって、なにしてるだい(下を向いてうろうろ歩いて何をしているんだね)探しものをしているかのような動作。
かさだかな (石川の方言)
大げさな。 何を、かさだかなことゆーとるガや(何を大げさなことを言っているんだ)
かざ (高知の方言)
匂い。 このかざこーでみーや、くさったかざしちゅー(この匂い嗅いでみなよ、腐った匂いがしている)
かしま (愛知の方言)
几帳面で、きちんとした様。 あのしとはかしまにしとるでえーわ(あの人はきちんとしているからいいよ)
かずむ (鳥取の方言)
臭いをかぐ。 あつてまんまが、すえておるけんか、かずんでみる(暑くてご飯が、すえているかどうか、臭いをかいでみる)
かぜねつ (福井の方言)
風邪をひいたときなどにできる口角炎、口内炎。 かぜねつできてるで、あついもん食べると口のはたしみるわ(口角炎ができているので、熱いものを食べると口の端がしみるよ)
〜かた(2) (鹿児島の方言)
〜しているところ。 てがんぬ、かっかたごあした(手紙を書いているところでした)
かたがる (富山の方言)
傾く。 はしらがちょっこしかたがっとるぞ(柱が少し傾いているよ)