きだす (神奈川の方言)
ひどくはしゃぐ。 あいつ、きだしてらー(あいつは、ひどくはしゃいでいるよ)
きっちゃする (熊本の方言)
つらい思いをする。 ずーっと早起きだったけん、きっちゃしよるごたんな(ずっと早起きだったから、つらい思いをしているようだな)
きっぽ (山口の方言)
傷跡。 頭の後ろにきっぽができちょーね(頭の後ろに傷ができているね)
きどごろね (岩手の方言)
うたたね。仮眠。 きどころねしてるど、かぜひぐじぇ(うたたねしていると、風邪をひくよ)
きびしょ (長崎の方言)
急須。 きびしょは両手で持つごとなっとっと(急須は両手で持つようになっているの)
きもびしい (長野の方言)
じれったいほど手がかかる。 種えり分けるのは、きもびしい(種を選り分ける仕事は、辛抱がいる)
きょーとい (島根の方言)
恐ろしい。 あのさんのきょーとい顔で、子どもないちょー(あの人のこわい顔つきのために、子どもが泣いている)「きょーて」とも。
きりば (広島の方言)
まな板。俎板。真魚板。 きりばー、よー、ながしておけよ、鱗がちーとるけー(まな板をよく洗い流しておけよ、魚の鱗が付いているから)
きんかんなまなま (石川の方言)
雪道が凍ってつるつるの状態。 道、きんかんなまなまんなっとっさけ、気ーつけて(道の雪が凍ってつるつるになっているから、気をつけて)
きんなか (長崎の方言)
黄色い。 実のきんなかとは熟れとる証拠(実が黄色いのは熟れている証拠)