ひーじゃー (沖縄の方言)
山羊。 ひーじゃー ちかなとーん(山羊を飼っている)ひーじゃー おーらすん(山羊を戦わせる)沖縄では主に食用になる。
びっしゃ (山口の方言)
ビシャビシャ。 雨びっしゃじゃー(雨がひどく降っているなあ)長門の「びっしゃこ」はずぶ濡れの状態をいう。
びゃくくむ (神奈川の方言)
がけが崩れる。 あすこはなー、びゃくガくんでるからよー、とーれやしねーよ(あそこはね、がけが崩れているからね、通ることはできないよ)
びんちょ (千葉の方言)
対のものが揃っていないこと。 おめー靴下びんちょに履いてるぞ(お前が履いている靴下は左右揃っていないぞ)
びーどろ (長崎の方言)
つらら。 びーどろんさがっとる(つららが下がっている)ポルトガル語 vidro に由来。「ガラス」のこと。現在はほとんど言わない。
ふくぞむ (福岡の方言)
はいつくばう。 いしろーろーのしたい、わくろのふくぞーろるばい(石灯籠の下にがま蛙がはいつくばっているよ)
ふるつく (広島の方言)
梟。 ふるつくが「のりつけほーせ」ゆーて、鳴きよるぞ(梟が「糊つけ干せ」と鳴いているよ)
ぶすぐれる (福島の方言)
ふくれっ面をする。 おごらっちゃがらって、いづまでもぶすぐっちぇんな(怒られたからって、いつまでもふくれっ面をしているな)
ぶっさーる (神奈川の方言)
「すわる」を強めたことば。 そんなとけー、ぶっさーってんなよー(そんな所にでんとすわっているなよ)
ぶる (香川の方言)
漏る。 どっからぶっりょんぞ、かーらがはっぜとんか(どこから漏っているんだ、瓦がはずれているのか)