へらこい (徳島の方言)
ずる賢い。 あいつはへらこいやっちゃけん、いつでもばーやんに菓子もらいよるわ(あいつはずる賢い奴だから、いつもおばあさんに菓子をもらっている)
へらへら (宮城の方言)
よくしゃべること。また、そのさま。 あえづぁいっつもかっつもへらへらかだってばりいる(あいつは、始終おしゃべりばかりしている)
へんじょうこんごう (愛媛の方言)
理屈。 へんじょーこんごーぎり言よる(あれこれと理屈ばかり言っている)「南無大師遍照金剛」から。
へんねしー (愛知の方言)
うらやましい。 えー着物きとるでへんねしーんだわ(いい着物を着ているのでうらやましいのだよ)
へんもねー (福井の方言)
たいくつな。物足りない。 いつもさーも一人でいると、へんもねーの(いつも一人でいると、たいくつだね)
ほげる (福岡の方言)
穴があく。 かべがほげとー(壁に穴があいている)
ほこる (宮崎の方言)
茂る。 ここんかたのにわは、くさがほこちょる(ここの家の庭は草が茂っている)
ほしばる (滋賀の方言)
星がたくさん出ている。 よんべは、ほらもー、星ばってた(昨夜は、そりゃもう、たくさん星が出ていた)
ほじねぁ (秋田の方言)
正気でない。ぼけている。 ほじねぁして、めんぼぐねぁがったんしな(ぼんやりして、申し訳なかったですね)「ほじなし」は「分別のない者」「馬鹿者」の意。
ほだれ (滋賀の方言)
つらら。氷柱。 ほだれんぼガさガったるつべたい時やかて、我慢したんや(つららが下がっている冷たい時だって我慢したのだ)