みえる (愛知の方言)
いらっしゃる。 本をよんでみえる(本を読んでいらっしゃる)「いる」の敬意表現。
みせー (茨城の方言)
見苦しい。 みグせーふぐきて、あるいでるわ(見苦しい服を着て歩いているよ)
みこ (静岡の方言)
ひいき。お気に入り。 あの子先生にみこんいー(あの子は先生にひいきされている)
みたんなか (佐賀の方言)
みっともない。 そがんみたんなかきもんばきとっといかんざい(そんなにみっともない着物を着ていると駄目だぞ)
むさい (島根の方言)
丈夫で、長持ちする。 むそーて、かれこれ二〇年もつこーとる(丈夫だから、かれこれ二〇年も使っている)
むそえ (茨城の方言)
持ちがよい。 まづぼんぼガまざってっとー、むそくてえーんだ(松の落葉に松笠が交じっていると火の持ちがいいんだ)
むんつける (山形の方言)
ふてくされる。 わのほすもの買ってもらわえねさげ、むんつけったなが(自分の欲しいものを買ってもらえないから、ふてくされているのか)
めげる (岡山の方言)
壊れる。 このとけー、めげとらー。動きゃーへんが(この時計は壊れているよ。動かないじゃないか)「めぐ」は「壊す」の意。「めーでしもーたわ壊してしまったよ」
めっそー(1) (高知の方言)
たいそう。 めっそーむくりゆー(一生懸命頑張っている)
めばちこ (大阪の方言)
ものもらい。 めー痛いおもたら、めばちこができてるわ(目が痛いと思ったらものもらいができているよ)