おもやみ(1) (北海道の方言)
心配。気がかり。 娘を一人で町にいかせてるとむったりおもやみなんだわー(娘を一人で町に行かせていると、いつも心配でならないよ)
およずく(1) (愛知の方言)
手だけを伸ばす。 なましーもんで、いざらんとおよずいとる(怠惰なので、動かないで手だけ伸ばしている)
おらぶ (岡山の方言)
大きな声で叫ぶ。 あの人、なんかおらびょーらー(あの人、何か大きな声で叫んでいるよ)
おらぶ (広島の方言)
叫ぶ。大声をあげる。 広場で誰かがおらびよるが、どがーしたんじゃろーか(広場で誰かが叫んでいるが、どうしたんだろうか)
おらぶ (宮崎の方言)
叫ぶ。 たんぼでびっきがおらんじょる(たんぼでカエルが鳴いている)
おれさま (宮城の方言)
雷。 おれさま鳴ってっから、へそかぐさいん(雷が鳴っているので、へそを隠しなさい)「おれさん」とも。
おろこばえ・おろかばえ (香川の方言)
実生。 いつのまにやら、おろかばえがでとるぜ(種をまいてないのに木〈野菜〉が生えている)
おんじ (青森の方言)
弟。長男以外の男子。 この辺だばおんじも大事さしてる(この辺では長男以外も大事にしている)「おんちゃま」とも。
おーの (高知の方言)
感動詞。 おーの、みちのまんなかにねこがしんぢゅーが(ああ、道のそばに猫が死んでいるよ)どちらかと言うとあまり良い感じを持たないときに多く使う。
おーばかる (愛知の方言)
広く陣取る。 荷物をいっぺぁー横におぇーて、おーばかってござる(荷物を一杯横に置いて、自分一人で広く陣取っている)