うざにはく (宮城の方言)
難儀する。骨を折る。 うざにはがしたなゃ(ご苦労をおかけしましたね)「うざに(田下駄)」を履きながらの作業がひどく難儀であったことから。
うざねはぐ (岩手の方言)
苦労する。難儀する。 ゆぎつもったがら、やぐばさいぐのに、うざねへぁでしまったな(雪が積もったので、役場に行くのに難儀したねえ)
うしきたま (山形の方言)
たくさん。 このなづはあっちぇさげ、ナスうしきたまとれだ(この夏は暑いからナスがたくさん取れた)
うしなかす (富山の方言)
失う。無くす。 大事なもんながにうしなかしてしもた(大事なものなのに無くしてしまった)
うすとれー (熊本の方言)
てれくさい。 あんまりほめられ過ぎっと、うすとれーぞ(あんまりほめられ過ぎると、てれくさいぞ)
うずむ (愛媛の方言)
抱きかかえる。 一人ではうずめんけん、だれぞかいておくれんか(一人では抱えられないから、だれか一緒に持ってくれないか)
うずる (山形の方言)
似合う。 このがら、おまえさ、いぐうずっじぇ(この柄はお前によく似合うよ)
うそうそ (福井の方言)
服や布、顔などがうす汚れた状態。 うそうその顔して、顔あろてえんのやろ(うす汚れた顔をして、顔を洗っていなんだろう)
うたき (沖縄の方言)
御嶽。 うたき うぅてぃ うぐぁんぐとぅ はじまいん(御嶽で祈禱が始まる)樹木が生い茂っていて大きな岩などもある村はずれの聖域。
うたちー (福岡の方言)
汚い。卑劣な。 そんなうたちーもん、いらうな(そんな汚いものを触るな)あん人のすることは、うたちー(あの人のすることは卑劣だ)