かざ (京都の方言)
香。におい。 えーかざがしますな(よい匂いがしますね)良い匂いも悪い匂いもいう。
かしく (福井の方言)
米を研ぐ。 米かしーて炊いといとっけま(米を研いで炊いておいて下さいよ)
かす (徳島の方言)
水に浸す。 お茶碗、かしといてよ(お茶碗を水に浸しておいてよ)
かずん (鹿児島の方言)
嗅ぐ。 かずんみやい。よかかざがしもんで(嗅いでみなさい。いいにおいがしますから)名詞は「かざ」、動詞は「かずん」。
かまえる (高知の方言)
準備する。支度する。 きょーお客するきにかまえちょいてね(今日、宴会をするから支度しておいてね)
かまる (岩手の方言)
においを嗅ぐ。 なんだがひなくせな。でぁどご、かまってこ(何かきなくさいね。台所をかいできなさい)
かむ (茨城の方言)
匂いを嗅ぐ。 くさってっかどーが、かんでみろ(腐っているかどうか、においを嗅いでみなさい)
からむ (鳥取の方言)
結ぶ。しばる。 新聞紙をそこらへんでからんどいてごっしゃい(新聞紙をそのあたりでしばっておいてください)
〜かれ (三重の方言)
〜か、おい。 はよこんかれ(早く来ないか、おい)呼びかけ、促しの文末詞。
かんこくさい (兵庫の方言)
紙・布・綿などの焦げたにおいがする。 おい、なんかかんこくさいど。べっちょないか(おい、なんか焦げ臭いにおいがしているよ。大丈夫か)