じゃーま (富山の方言)
主婦。奥さん。 じゃーま、いまうちにおいでるけ(奥さんは今家いらっしゃいますか)
すける (岡山の方言)
乗せる。 そりょーそけーすけてーて(それをそこに乗せておいて)
すっぺすっぺ (愛知の方言)
貸し借り無し。 ありがとだけでおいて、すっぺすっぺにしとこまい(有り難うと言うだけで、貸し借り無しにしておこう)
せせる (岐阜の方言)
弄る。 おい、浮きよー見とらなあかんがや、せせっとるやねーか(おい、浮きよく見ていなければ駄目ではないか、餌をいじっとるではないか)
せーふろ (栃木の方言)
風呂。 せーふろふったけといたから、すぐにひゃれるぞ(風呂に火をつけておいたから、すぐに入れるよ)
たててーて (岡山の方言)
立てておいて。 そのほーき、立ててーてん(そのほうきを立てておいて)「たてる」は「立つ」の意。「子どもが立てっとらー子どもが立っているよ」
たばる (三重の方言)
お供え物を下げる。 あれひとつたばっといで(あのお供えを一つ頂いておいで)「賜る」から。南勢・志摩では「ならう」とも。
〜だち (高知の方言)
〜したばかり。〜したて。 このぶんたんはちぎりだちやきまだあもーない(この文旦はもぎたてだからまだ甘くない)このこーひーいれだちやきおいしーがで(コーヒーは淹れたてだからおいしいよ)
ちょつくぼる (奈良の方言)
しゃがむ。 そんなとこでちょつくぼってんとこっちおいで(そんなところでしゃがんでいないで、こっちへおいで)
つか (香川の方言)
下さい。 ちびっとこば残しといてつかよ(ほんの少し残しておいて下さいよ)東讃(旧高松藩)では「いた」。