あざぐ (山形の方言)
無断で搔き回し探す。 おれのつぐえのなが、あざぐな(おれの机の中を搔き回すな)
あべ (岩手の方言)
行きましょう。 おれど一緒にあべ(私と一緒に行きましょう)
いつのかまにか (神奈川の方言)
いつのまにか。 おれの手袋よー、いつのかまにか、めーなくなっちゃったーよー(私の手袋がね、いつのまにか見えなくなってしまったよ)
うち (京都の方言)
私。 うっとこ(うちとこ)おいないな(私の家においでよ)女性が子どもの頃から用いる。男の子は「わし」「ぼく」「おれ」などと言う。
うら (山梨の方言)
私。おれ。 うらーそんねなもんはいらん(私はそんなものはいらない)うらーかじょーひーとー(私は風邪を引いたよ)
うんた (岩手の方言)
いやだ。 いげってそわれでも、おれ は[ha]うんたじぇ(行けと言われても、私はいやだよ)
おかん (大阪の方言)
お母さん。 おかんとおとんどっか行っておれへんねん(お母ちゃんとお父ちゃん、どこかに行っていないのよ)
おれさま (宮城の方言)
雷。 おれさま鳴ってっから、へそかぐさいん(雷が鳴っているので、へそを隠しなさい)「おれさん」とも。
かだる(2) (山形の方言)
仲間に加わる。 あそびさおれもかだっぞ(遊びにおれも入るよ)「かだなる」とも。
かんくるりんと (千葉の方言)
すっかり。 おめーどきめだごど、おらーかんくるりんと忘れっちまった(おまえと決めたことを、おれはすっかり忘れてしまった)