おさがり(2) (京都の方言)
神仏への供え物を下げたもの。 これ地蔵盆の御下がりやさかい、みなさんでおあがりやす(これは地蔵盆のお供えを下げたものですので、みなさんで召し上がってください)
かんぴんたん (三重の方言)
干からびた状態・物。 ごはんさんかんぴんたんなっとるわ(お供えのご飯が干からびてかちかちになってるわ)漢字は「寒貧短」。
ごっくーさん (佐賀の方言)
神仏に供える飯。 水あび行くときゃ、ごっくーさんくーて、手にゃ唾つけち行かんかい(水泳に行くときは、お供えの飯を食べて手に唾をつけていきなさい)「御供」。
しんぜる (群馬の方言)
神仏にお供えする。 毎朝仏さんにご飯しんぜるんはおばーさんだいのー(毎朝仏様にご飯をお供えするのはおばあさんですよ)
たばる (三重の方言)
お供え物を下げる。 あれひとつたばっといで(あのお供えを一つ頂いておいで)「賜る」から。南勢・志摩では「ならう」とも。