ほとびる (愛知の方言)
火傷する。 ほとびるよーな風呂に入ったもんだい(火傷するような風呂に入ったから)
ほどる (宮城の方言)
温まる。 炬燵さ入て、足もえあんべににほどりした(コタツに入ったので、足もちょうどよく温まりました)古語「ほとほる」から。
ほや (山形の方言)
電球。 電気切れで暗ぐでだめださげ、あたらすほやつけでくれ(電気が切れて暗くてだめだから、新しい電球をつけてくれ)
ほろける (山口の方言)
落ちる。 ボタンがほろけたけー、つけちょってーや(ボタンが落ちたから、つけておいてくれ)
ほーれねこ (神奈川の方言)
のら猫。捨て猫。 こんなほーれねこよー、どっから拾って来ただーよー(こんなのら猫をさ、どこから拾って来たんだよ)
ほーろぐ (茨城の方言)
払い落とす。 そどでほごりほーろえでがらながさはえれ(外で埃を払い落としてから家の中に入れ)
ぼしょぐされる (栃木の方言)
びしょ濡れになる。全身が濡れる。 傘を持って行がなかったもんだから、ぼしょぐされになっちゃった(傘をもって行かなかったので、びしょぬれになった)
ぼっこす (福島の方言)
壊す。 あだらし花瓶だがら、ぼっこすなよ(新しい花瓶だから、壊すなよ)
ぼっち (埼玉の方言)
小さなまとまりの山を数える単位。 田んぼん中に堆肥の山が六ぼっちあるかんな(田んぼの中に堆肥の山が六つあるからな)
ぼっと (群馬の方言)
偶然。 ぼっとなんだから、かんべんしてくんない(故意ではなく偶然なのだから、許して下さい)