かんぞ (栃木の方言)
かわいがること。大事にすること。 かんぞかんぞしてやっから、泣ぐんじゃねーよ(いい子だ、いい子だ、とかわいがってやるから、泣くんじゃないよ)
〜かんた (佐賀の方言)
〜ですか。 あさん、きゅーはなんしよっかんた(あなた、今日は何をしているのですか?)
かんだず (岩手の方言)
夕立。 かんだず、くるずどすずしくなるがらな(夕立が降ると、涼しくなるよね)
かんだるい (静岡の方言)
疲れている。だるい。 働きすギてからだんかんだりー(働きすぎて体が疲れている)
かんち (愛媛の方言)
芯の残るごはん。 ありゃ、かんちになっとらい(あれ、芯が残ってるよ)「かんちめし」「かんちまんま」とも。
かんちょろい (鳥取の方言)
弱い。病弱な。 あれっくらいで骨折るっちゃーな、かんちょろいっちゃ(あれぐらいで骨を折るなんて、軟弱だよ)
かんてき (大阪の方言)
七輪。 かんてきで何やいてるかおもたら、さいらやいてんか(七輪で何を焼いているかと思ったら、さんまを焼いているのか)
かんにん (大阪の方言)
ごめん。 かんにんかんにん。まちごてもた(ごめんごめん。間違ってしまった)
かんぱ (滋賀の方言)
漬け物。特に大根漬け。 おばやんガ漬けやんしたかんぱは、しょかろーてかなん(おばさんが漬けなさった大根漬は、塩っぱくて、かなわない)
かんぴんたん (三重の方言)
干からびた状態・物。 ごはんさんかんぴんたんなっとるわ(お供えのご飯が干からびてかちかちになってるわ)漢字は「寒貧短」。