おらぶ (佐賀の方言)
叫ぶ。 じさんおるかーんておらぶばってん、こそらーっとにげた(おじいさん居るかと叫んだけれど、こっそり逃げた)
〜かたけ (高知の方言)
ごときに。なんか。 女かたけにまけていくかー(女なんかに負けてなるものか)
かー (徳島の方言)
ください。 ちっか、かー(竹輪を下さい)「つか」「つかはれ」とも。
かーしま (岐阜の方言)
裏返し。 こわいんな、この子きものかーしまに着とるがな(あらいやだ、この子着物を裏返しに着てるじゃないの)
かーち (千葉の方言)
かわり。 りんゴもらったかーちに、みかんばやっぺーよ(リンゴをもらったかわりに、みかんをやろうよ)
かーらげ (岩手の方言)
すりばち(すり鉢)。 まめ、かーらげで、よっくすっておげよ(豆を、すり鉢でよくすっておきなさいよ)
がまだす (福岡の方言)
精を出す。 がまだしよんなはっですかー(ご精が出ますか)例は南部。
きたんぼらつか (佐賀の方言)
汚い。 おいの飴がたにゃひゃーのちいた。きたんぼらつかー(俺の飴には蠅がとまったから、汚い!)
くれる (三重の方言)
遣る。あげる。 うちゃーよっかーあるよってまーくれるわ(うちはたくさんあるからまああげるわ)「くれる」を「あげる」の意に使っている。
ごちゃー (佐賀の方言)
背中。 ごちゃのじかーじかしてかいかー。搔いてくいろ(背中がじかじかして痒い。搔いてくれ)語源は「五体」。