かりこぼ(ーず) (宮崎の方言)
山の妖精、妖怪。 かりこぼーずが、おるげな(山の妖怪がいるらしい)
かりやすい (富山の方言)
簡単だ。 そんなこと、ほんまにかりやすいことや(そんなことは本当に簡単なことだ)
かるう (福岡の方言)
おぶう。背負う。 まごばかるーて、どこいきよんしゃーと(孫をおぶってどこに行くの)にもつばかるーて、いきよんなさった(荷物を背負っていらっしゃるところだった)
〜かれ (三重の方言)
〜か、おい。 はよこんかれ(早く来ないか、おい)呼びかけ、促しの文末詞。
かわくろしい (愛媛の方言)
喉がかわいて苦しい。 かわくろしいけん、はよお茶くれや(のどがからからだから、早くお茶をくれ)
かわらすずめっこ (岩手の方言)
せきれい(鶺鴒)。 かわらすずめっこ、となりのえさ、とんできたず(せきれいが、隣の家に飛んできたそうだよ)
〜かん (山口の方言)
〜かね。 どっから来たんかん(どこから来たのかね)
かんかぢ (福島の方言)
やけど。 あづいお湯こぼっちぇ、かんかぢした(熱いお湯がこぼれて、やけどをした)
かんかない (愛知の方言)
どうにもならない。 きょーは朝からあつーてかんかなーわ(今日は朝から暑くてどうにもならないよ)
かんくるりんと (千葉の方言)
すっかり。 おめーどきめだごど、おらーかんくるりんと忘れっちまった(おまえと決めたことを、おれはすっかり忘れてしまった)