はなんたれぶりがいー (大分の方言)
洟の垂れぶりがよい。 うちん子は、はなんたれぶりがいー(うちの子は、洟のたれぶりがいい)親が取り柄のない子どもをほめることば。親馬鹿の極致 !?
はねがい (愛媛の方言)
互い違い。 男の子と女(おなご)の子がはねがいに並んどる(男子と女子が一人おきに並んでいる)「ひしてはねがい」は「一日おき」。
はめ (徳島の方言)
まむし。 はめがおるけん、山ん中へや行かれん(まむしがいるから、山の中になんか行ってはいけない)
はらうい (富山の方言)
腹がいっぱいで苦しい。 なんやら、くいすぎて、はらういわ(なんだか、食べすぎて、腹が苦しいよ)
ばくらとする (島根の方言)
くつろぐ。 孫らちがいんで、ばくらとした(孫たちが帰ってほっとした)「のんびりする」の意でも。
ばんかけ (富山の方言)
小さめの風呂敷。 ばんかけをもってきたがいけど(風呂敷を持ってきたんだけど)
ばんいち (北海道の方言)
開拓の際、国有地の一部に地番をつけなかった地域。 おれの本籍、あさしかわのばんガいち(番外地)だ(おれの本籍は旭川の番外地だ)
ひょっこだ (神奈川の方言)
いびつだ。 風船つかんだらよー、ひょっこんなっちゃったよー(風船をつかんだらねぇ、形がいびつになってしまったよ)
ひら (北海道の方言)
急斜面。 あそこのひらにわらびいっぱいあるんだ(あそこの斜面にわらびがいっぱいあるんだ)
びき (広島の方言)
蛙。 このごらー、びきがおらんよーんなった、どがいしたんじゃろー(このごろは蛙がいなくなった、どうしたのだろう)