つくなむ (徳島の方言)
しゃがむ。 つくなんで待っちょったら、足がすくんでしもーた(しゃがんで待っていたら、足がすくんでしまった)「つくまむ」とも。
とぎ (高知の方言)
道連れ。仲間。 きょーはとぎがおったけん、はよーついたよーな気がする(今日は道連れがいたので早く着いたような気がする)
なつこぇ (宮城の方言)
人なつこい。 なんつなつこぇおぼごでがすぺ(なんという人なつこい赤子でしょう)
はそんする (群馬の方言)
修繕する。衣類や足袋などの繕いをする。 屋根のはそんしなくちゃー、雨漏りがするよ(屋根の修繕をしなくては、雨漏りがするよ)
はなが (富山の方言)
臭い。 なんやらおかしげなはなががする(なんだか変な臭いがする)
ひぼえ (宮城の方言)
焰。火の粉。 あら、あっつのひぼえみさえ。かずでがすぺ(あれ、向こうの火の粉を見なさい。おそらく火事でしょう)
ひんのめー (福島の方言)
午前中。 この仕事は、ひんのめーにでがす(この仕事は、午前中に仕上げる)
びっすいか (熊本の方言)
何となくすっぱい。 こんみそしゅらびっすいか味のすんねー(このみそ汁は何となくすっぱい味がするねえ)
びんた (鹿児島の方言)
頭。首から上。 びんたがうっ(頭痛がする)びんたんけ(頭の毛)かつおんびんた(カツオの頭の部分の料理)
へんねし (京都の方言)
すねること。ねむたいこと。 したのこーが生まれて、うえのこーがへんねしおこしてますねん(下の子が生まれて、上の子がすねていますよ)