くする (静岡の方言)
刺さる。 足にとゲんくすガっていたくてしょんない(足にとげが刺さって痛くて仕方がない)
さいあがる (香川の方言)
調子に乗りすぎる。 いずみのはたで、さいあがっじょったらあむないで(井戸のそばでふざけていたら危ないよ)
せわがる (高知の方言)
世話を焼く。 あのいとが準備をせわがってくれたきあてわなんにもすることがなかった(あの人が準備の面倒を見てくれたので私は何もすることがなかった)
たまがる (福岡の方言)
驚く。 じしんで、たまがった(地震で驚いた)
たまがる (佐賀の方言)
驚く。 そん話ばきーち、たまがってこそらっとにげだしたげな(その話を聞いて、驚いてこっそり逃げ出したそうだ)
ちゃがる (千葉の方言)
退く。わきへのく。 そこちゃがれ(そこをどけ)
にがる (岡山の方言)
腹が苦しく痛む。 はらーにがって、どねんしょーよーもなかったわ(腹がひどく痛んで、どうしようもなかったよ)
ぬがる (和歌山の方言)
刺さる。 もの、ぬがる(とげが刺さる)
ねがる (愛知の方言)
腐る。 ごはんがねがったぞん(ご飯が腐ったよ)
ふったがる (千葉の方言)
火が勢いよく燃える。 しめった薪もようやくふったがった(湿っていた薪もようやく燃え上がった)