ぎゃーけ (佐賀の方言)
風邪。 がばい寒かぎー、ぎゃーけばせんごとしときんしゃい(とても寒いから、風邪をひかないようにしておきなさい)「咳気」。
ぎゃーなか (長崎の方言)
頑固だ。 あん人はぎゃーなかことばっかいゆーとっばい(あの人は頑固なことばかり言っているよ)
ぎゃーに (栃木の方言)
あまり。 ふぬけだからといって、ぎゃーに馬鹿にすんな(いくじなしだからといって、あまり馬鹿にするな)
ぎゅーらしー (大分の方言)
大仰な。大層な。 そんぐらいのことじ、ぎゅーらしーこつ言いなんなえ(そのくらいのことで大層なことを言いなさんなよ)
ぎょーさん (京都の方言)
たくさん。 こんなぎょーさん買うてきてどないするん(こんなにたくさん買ってきてどうするの)「よーさん」とも。
ぎょーさん (大阪の方言)
たくさん。 ぎょーさんあるかおもてたら、なんもあれへんかったで(たくさんあるかと思っていたら、何もなかったよ)
ぎょーさん (岡山の方言)
たくさん。 こねーだの祭りのときゃー、ぎょーさん人がおったなー(この間の祭りの時には、たくさん人がいたね)
ぎり (和歌山の方言)
つむじ。 あのこ、ぎりふたつあら(あの子はつむじが二つあるよ)
ぎり (愛媛の方言)
ばかり。だけ。 うそぎり言うけん、きらわれるんよ(うそばっかり言っているから、嫌われるんだよ)
ぎんつ (岐阜の方言)
鯰の子。 水がきれいになったで、たまにぎんつおるよーになったんな(水が美しくなったので、時々鯰の子がいるようになりましたね)