いぬ (兵庫の方言)
帰る。 ほな、いんでくるわ(それじゃあ帰るよ)
いんでくる (徳島の方言)
帰る。 もー、おそーなったけん、いんでくるわな(もう遅くなったから帰るよ)戻ってくる意味はない。
うわめくる (福岡の方言)
ずるく怠ける。 うわめくるとが、じょーず(要領よくなまけるのがうまい)仕事をするようなふりをして人の目を盗んでなまけることをいう。
うんぶくるる (熊本の方言)
おぼれる。 滝壺におちっと、うんぶくるるぞ(滝壺に落ちると、おぼれるぞ)
おくる (宮崎の方言)
起きる。 はよおけんと、まにあわんよ(早く起きないと、まにあわないよ)「起けん」「起けた」「起くる」「起くれば」と活用する。
おゆーや 【御湯屋】 (東京の方言)
風呂屋。 お風呂行ってくるって言わないで、おゆ(う)や行くといった「おゆや」「ゆうや」とも。
かっぽろぐ (栃木の方言)
揺り動かす。ゆする。 栗の木をかっぽろぐのはえーけど、頭にえががおっこってくっからきーつけろ(栗の木をゆするのはいいが、頭に毬(いが)が落ちてくるから気をつけろ)
かんくるりんと (千葉の方言)
すっかり。 おめーどきめだごど、おらーかんくるりんと忘れっちまった(おまえと決めたことを、おれはすっかり忘れてしまった)
かんだず (岩手の方言)
夕立。 かんだず、くるずどすずしくなるがらな(夕立が降ると、涼しくなるよね)
くじくる (愛媛の方言)
不平を言う。むずかる。 いつまでくじくるんぜ(いつまで駄々をこねるの)夜ぐずるのは「ねくじをくる」と言う。