しみっぱれ (岩手の方言)
霜(しも)焼(や)け。 てぶくろさねば、しみっぱれになるぞ(手袋をしないとしもやけになるよ)
せんど (三重の方言)
たびたび。思う存分に。 そらあんたさんはせんどくろーしてきなったひとやで(それはあなたは存分に苦労してきなさった人だから)
ちゃじょおけ (鹿児島の方言)
お茶請け。 ちゃじょおけにゃ、くろざとがいっばんよか(お茶請けには黒砂糖が一番いい)「しょおけ(塩気)」は一般に「おかず」を表す。「茶の塩気」で「お茶請け」。
つぐろじんがする (宮崎の方言)
あざになる。 足をうったら、つぐろじんがした(足をぶつけたら、あざになった)「つぐるじん」「くろじん」とも。
つばくろ (埼玉の方言)
つばめ。 春なのにつばくろがからっきり見あたんねー(春なのにつばめが全然見あたらない)
ばんじまして (島根の方言)
夕方の挨拶。 ばんじまして。ごくろーさんでした夕方、仕事帰りに交わす挨拶。「こんばんは」より早い時間帯に言う。
ふくぞむ (福岡の方言)
はいつくばう。 いしろーろーのしたい、わくろのふくぞーろるばい(石灯籠の下にがま蛙がはいつくばっているよ)
まじくなう(1) (東京の方言)
表面をまぎらかしてとりつくろう。 ちょいとそこ、まじくなっといてね(ちょっとそこをとりつくろっておいてね)
まじくなう(2) (東京の方言)
とりつくろう。言いつくろう。ちょっとごまかしてとりつくろっておく。 なんとかまじくなっておこう
まつべる (兵庫の方言)
集める。 くろーなってきたし、そろそろこくばまつべて帰ろか(暗くなってきたし、そろそろ松落ち葉を集めて帰ろうか)