くじくる (愛媛の方言)
不平を言う。むずかる。 いつまでくじくるんぜ(いつまで駄々をこねるの)夜ぐずるのは「ねくじをくる」と言う。
くじゅーくる (広島の方言)
むずかる。ぐずる。 孫が、くじゅーくってきかんのじゃ(孫がむずかって聞かないのだ)
ぐぜる (熊本の方言)
ぐずぐず言う。むずがる。 赤ちゃんのぐぜるとばすかすとにゃおおごつせにゃん(赤ちゃんがぐずぐず言うのをあやすには一苦労しなきゃならない)
さぐず (岩手の方言)
ぬか(糠)。 さぐずでつけものせば、うめぞ(ぬかで漬物をつくると、おいしいよ)
しねー (岡山の方言)
しなさい。 ぐずぐずせんと、はよしねー(ぐずぐずしないで、早くしなさい)
しょろしょろ (静岡の方言)
ぐずぐず。のろのろ。 なにしょろしょろしてんだ(なにをぐずぐずしているのだ)
そばえる (栃木の方言)
甘える。甘ったれる。 何がやんなんだが子どもは、母親の膝っかぶんとごでそばえてぐじっていた(何が嫌なのか子どもは、母親の膝元で甘えてぐずぐず言っていた)
ちゃっちゃと (福井の方言)
すばやく。さっさと。 ぐずぐずしてえんと、ちゃっちゃとしねま(ぐずぐずしていないで、さっさとしなさい)
てれぐれする (島根の方言)
仕事などがはかどらないこと。 てれぐれして、なんもすすまん(ぐずぐずして、仕事がはかどらない)
てれんこぱれんこ (山口の方言)
ふらふらする。ぐずぐずする。 時間がないけー、てれんこぱれんこするなっちゃ(時間がないから、ぐずぐずするな)「てれーぐれー」とも。長門では「てれんぱれん」とも。