おだづ (宮城の方言)
ふざける。騒ぐ。 おぼごどいっしょぇなっておだってばりいでてわがんね(子どもと一緒になってふざけてばかりいては駄目だ)
おっこーな (高知の方言)
面倒な。大儀な。 もーばんごはんもすんだき、これから出かけるのはおっこーな(もう晩ご飯もすんだから、これから出かけるのは面倒くさい)
おっちゃける (長崎の方言)
落ちる。 もーちっとで、おっちゃけるとこやった(もう少しで〈木から〉落ちるところだった)
おぶける (広島の方言)
驚く。びっくりする。 火事じゃー、ゆーてんじゃけー、おぶけるよのー(火事だと言われるから驚くよね)
おめる (鳥取の方言)
尻込みする。ためらう。 おめるこどもには、気楽に話しかけることもできんよなー(人前で尻込みする子には、気楽に話しかけることもできないよねー)
およずく(2) (愛知の方言)
ためらう。よろける。 およずいとらんとやれ(ためらっていないで勇気を出してやりなさい)石につまずいておよずく(石につまずいてよろける)
おわえる (兵庫の方言)
追いかける。 おわえまわってやっと捕まえた(追い掛け回してやっと捕まえた)
おわえる (鳥取の方言)
追う。追いかける。 弁当を忘れて出たがな、おわえて行きて渡してやれーや(弁当を忘れて出て行ったよ、追いかけて行って渡してくれ)
かつける (兵庫の方言)
ぶつける。 こら、犬に石かつけたらあかんどー(こら、犬に石をぶつけてはだめだよ)「かちける」とも。
かつける (宮城の方言)
他人になすりつける。かこつける。 あのやろ、すぐ人さかつけでいげすかねごど(あいつは、すぐ他人のせいにして気に入らないことよ)