かにはんりゆん (沖縄の方言)
ぼける。 あれー かにはんでぃとーん(あの人はぼけている)
きもびしい (長野の方言)
じれったいほど手がかかる。 種えり分けるのは、きもびしい(種を選り分ける仕事は、辛抱がいる)
きもやげる (秋田の方言)
腹が立つ。 いづまでも待だへで、まんじ、きもやげる(いつまでも待たせて、なんと、腹が立つ)「きまげる」とも。「肝焼ける」から。
くらつける (福島の方言)
たたく。 むがしはよぐ先輩に、くらつけらっちゃなあ(むかしはよく先輩に、たたかれたなあ)「くらすける」とも。
くるう (長野の方言)
ふざける。 校内ではくるわない(校内ではふざけない)
くるめる (高知の方言)
しまい込んで片付ける。 おもちゃを出しっぱなしにせんとくるめちょき(おもちゃを出しっぱなしにしないでしまっておきなさい)
けつる(1) (山口の方言)
ける。 ボールをけつる(ボールを蹴った)
ける(1) (秋田の方言)
やる。 この菓子おめさける(このお菓子をおまえにやる)
こざく (新潟の方言)
またぐようにして歩く。 雪こざいてきた(雪の中を歩いてきた)雪の積もったところや川の浅瀬をかきわけるようにして歩く動作をいう。
こたぐる (和歌山の方言)
こじ開ける。 牛がかんぬきをこたぐる(牛がかんぬきをこじ開ける)「突き上げる」の意でも用いられる。