おらぶ (佐賀の方言)
叫ぶ。 じさんおるかーんておらぶばってん、こそらーっとにげた(おじいさん居るかと叫んだけれど、こっそり逃げた)
かてー (福井の方言)
元気な。丈夫な。 なガいこと、あわなんだけど、かてーけの(長い間会わなかったけれど元気かい)「かたい」とも。
からう (長崎の方言)
背負う。 昔は弟や妹ばかろーて、がっこに行きよったってなあ(昔は弟や妹を背負って、学校に行っていたけれどねえ)
がい(2) (徳島の方言)
性格がきつい、強い。 あの子、かわいーけんどわりとがいなわよ(あの子はかわいいけれど割と性格がきついよ)
がっそ (奈良の方言)
頭髪がぼうぼうとしている状態。 えらいがっそな頭して、どないしたん(たいそうボサボサな頭髪だけれども、どうしたの)
け〜 (鹿児島の方言)
動詞の意味を強める接頭語。 たのまれちょったどん、けわすれた(頼まれていたけれども忘れた)あや事故で、けしんだちよ(あの人は事故でなくなったそうだよ)
けし (山形の方言)
賢い。 親はうすけねども、子だばけゲし(親は馬鹿だけれども子は賢い)
こたう(2) (高知の方言)
支える。 杭にくくったけんどなわがゆるいきちっともことーちゃーせん(杭にくくったけれど縄がゆるくてちっとも応えていない)
さがねる (埼玉の方言)
探す。 そけーらじゅーさがねたけんどめっかんねーや(そこいら中を探したけれど見つからないよ)
さばくっ (佐賀の方言)
仕事が捗る。 仕事ばあんのすっぽにたのーじみたばってんが、ちーにさばけん(仕事をあの怠け者に頼んでみたけれど、ちっとも捗らない)