おっこっこ (新潟の方言)
おやまあ。 おっこっこ、ふっさしねっかねー(おやまあ、久しぶりじゃないかねえ)「おっこー」とも。
おとましー(2) (福井の方言)
うっとうしい。 こどもぁまとわりついて、おとましこっちゃった(子どもがまとわりついて、うっとうしいことだった)
おとましー (岐阜の方言)
もったいない。 まんだ使えるのにすててしまうとはおとましーこっちゃ(まだ使えるのに捨ててしまうとはもったいないことだ)「惜しい」「気の毒な」の意でも使う。
おらぶ (佐賀の方言)
叫ぶ。 じさんおるかーんておらぶばってん、こそらーっとにげた(おじいさん居るかと叫んだけれど、こっそり逃げた)
おんであれ (青森の方言)
来てください。 こっちゃおんであれ(こっちへ来てください)津軽では「こいへ」。
かさにのせる (岡山の方言)
傘に入れる。 こっちこられー。傘に乗せたげらー(こっちに来なさい。傘に入れてあげるから)傘に入ることは「傘に乗る」。「傘に乗りんせー傘にお入りなさい」
かたる (大分の方言)
仲間に加わる。 あんたもこっちー来ちかたらんかえ?(あなたもこっちに来ていっしょに参加しませんか?)
かっぽろぐ (栃木の方言)
揺り動かす。ゆする。 栗の木をかっぽろぐのはえーけど、頭にえががおっこってくっからきーつけろ(栗の木をゆするのはいいが、頭に毬(いが)が落ちてくるから気をつけろ)
きぴちょ (宮城の方言)
急須。 ほのきぴちょ、こっちさ回してけさえ(その急須をこちらによこしてください)中国から伝わったお燗の道具「急焼(きひしゃお)」から。「きびちょ」とも。
〜ぎ (佐賀の方言)
〜ならば。〜たら。 こっかいみよっぎー、おんちゃんのきんさっとのみゆっばい(ここから見ていると、おじさんが来ておられるのが見えるよ)