ごんぼほる (秋田の方言)
駄々をこねる。暴れる。 酒飲んでごんぼほる(酒を飲んで管を巻く)「牛蒡掘る」から。地中の牛蒡は掘るのに手がかかることから、駄々をこねたり酒を飲んで管を巻くなど、手のかかることを言う。
ごーわく (静岡の方言)
腹が立つ。しゃくにさわる。 あんなことゆわれてごーガわいてしょんねーなー(あんなことを言われて腹が立ってしょうがないなあ)
さがし (岐阜の方言)
竹馬。 昔は男の子んたー、うめーことさがしにのって、遊んだもんや(昔は男の子たち、上手に竹馬に乗って遊んだものです)
さすけね (福島の方言)
大丈夫。気にしなくてよい。 ほのぐれのごどは、さすけね(そのくらいのことは、大丈夫)
さっちもない (兵庫の方言)
つまらない。 そんなさっちもないことゆーな(そんなつまらないことを言うな)
さのめ (兵庫の方言)
今さら。 さのめそんなことゆーてどないすんのん(今さらそんなことを言ってどうするのだ)
ざーねー・だーねー (大分の方言)
非常に。多量に。 ことしゃー、ざーねー雨がふる(今年は、雨が大量に降る)「ざまもない」の転。
しかしかもねー (宮崎の方言)
生意気。こざかしい。 しかしかもねーこつゆうなて(生意気なことを言うな)「しかしかむね」とも。
ししび (愛知の方言)
濡れた物を広げ干して水気を取ること。 この服濡れとるで、ししびせよか(この服は濡れているから、〈広げ干して〉水気を取ろうか)
〜して (三重の方言)
〜よ〈文末詞〉。 せんどたことられてー。かなんして(たびたび高く買わされて。閉口よ)「そやてーそうなんだよ」とも。