はちがつだいみょう (奈良の方言)
農家の八月は、大名のようにゆっくりできることからこのように呼ばれる。 もうたーの水も心配せんでええし、この時期の百姓はほんまはちがつだいみょうや(もう田んぼの水についても心配がないので、この時期の農家…
はっちゃき (北海道の方言)
一心になること。熱中。 そんなにはっちゃきこかなくったって(そんなに一心にならなくたって)
はなんたれぶりがいー (大分の方言)
洟の垂れぶりがよい。 うちん子は、はなんたれぶりがいー(うちの子は、洟のたれぶりがいい)親が取り柄のない子どもをほめることば。親馬鹿の極致 !?
はぶてる (広島の方言)
腹を立てる。怒る。 そがーなことで、はぶてちゃーみっともなー(そんなことで、腹を立ててはみっともない)
はんかくさい (北海道の方言)
ばかげた。あほらしい。 なーにはんかくさいことゆってんの(何をばかみたいなことを言ってるんだ)
はんかくせぁ(2) (秋田の方言)
ばかくさい。 はんかくせぁごどしてしまった(ばかなことをしてしまった)「半可臭い」から。
はんてん 【袢纏着】 (東京の方言)
鳶職・大工・左官など屋(や)職(じょく)の人たち。 屋職っていう人は、もーいわゆるはんてん着ですね。これはもーことばが荒いんすよね
はんばきぬぎ (新潟の方言)
旅帰りのお祝い。 はんばきぬぎしょーれね(旅行帰りの宴会をしようよ)「はんばき」は旅支度で脚に巻く「脚絆」のこと。
ばくる (北海道の方言)
交換する。 おい、おまえのぱっちとおれのびーだま、ばくるべ(おい、お前のメンコと俺のビー玉を交換しようよ)
ばちかぶる (長崎の方言)
罰が当たる。責めを負う。 悪かことしたら、いんま、ばちかぶっとやっけん(悪事を働いたら、そのうちにきっと、罰が当たるんだから)