ひずがねえ (岐阜の方言)
元気がない。 ひずがねえ顔しちょるが、どっか悪いことねーか(元気のない顔をしているが、どこか悪いことないか)
ひだるがみ (奈良の方言)
山中で出くわす悪霊。 これに取り憑かれるといくら歩いても歩いても、いつの間にか元の場所に迷い戻るという。この悪霊は食べ物を供えると祓うことができるので山中を歩く時は弁当を少し残して、持って歩く必要があ…
ひっこみがはいる (三重の方言)
物を飲み込み損ねて咳き込む。 としよるとよーひっこみがはいんねや(歳寄るとよくひっこみがはいるんだ)いわゆる誤(ご)嚥(えん)のこと。
ひでる (熊本の方言)
ひりひりと痛む。 傷口ヨードチンキばぬりたくっとひでるこつが(傷口にヨードチンキを塗るとひりひりと痛むことよ!)
ひでーなし (茨城の方言)
くだらないこと。 ひでーなしばがりゆってんじゃねーよ(くだらないことばかり喋ってるんじゃないよ)
ひとすばえする (大分の方言)
〈子どもが〉来客などに興奮してまつわりつくこと。 こら!お客さんにひとすばえすんな!(これ!お客さんにまつわりついたらいけないよ)「人見知り」の反対。
ひどい(1) (滋賀の方言)
むごい。あきれる意。 かわいそーに。よーも、ひどいことするもんや(可愛いそうに。よくも、むごいことをするものだ)
ひまだれ (宮城の方言)
時間を費やすこと。時間を浪費すること。 今日ぁひまだれかげで、もしわげねがったや(今日は暇つぶしをさせて申し訳なかった)
ひーとい (愛知の方言)
一日中。 こんなことにひーといかけただか(こんなことに一日中時間をかけたのか)尾張では「ひーて」。
びゃくくむ (神奈川の方言)
がけが崩れる。 あすこはなー、びゃくガくんでるからよー、とーれやしねーよ(あそこはね、がけが崩れているからね、通ることはできないよ)