ほいない (和歌山の方言)
つらい。残念だ。 ないよになったちゅー話やして、ほんとにほいないこっちゃのー(亡くなったという話だけど、本当に残念なことだねえ)
ほっこりする (京都の方言)
ほっとする。 やらんなんことがすんで、ほっこりしますなー(しなければならないことが済んで、ほっとくつろぎますねえ)
ほっこりせん (岐阜の方言)
はかばかしくない。 おとといから、どーもほっこりせんで、困ったことじゃ(一昨日から、どうも体の調子がはかばかしくなくて、困ったことです)
ほっこりせん (三重の方言)
思わしくない。 えー、それがねっからほっこりしませんのやわ(ええ、一向に思わしくないんですのよ)「ほっこり」は「せん」という否定の形で行われることが多い。
ほでくてねぁ (岩手の方言)
雑然として混乱している。 おめぁのしゃべるごど、はっぱりほでくてねぁ(お前の言うことはごちゃごちゃしていて、訳が分からない)
ほなけんど (徳島の方言)
だけど。しかし。 おまはんの言よることはわかるでよ。ほなけんど、うまいこといかんのと違うで(あなたの言うことはわかるよ。だけど、うまくいかないんじゃないの)
ほーかな (和歌山の方言)
すばらしい。 あの人、ほーかなひとやなー(あの人はすばらしいことをする人だなあ)
ほーらつか (長崎の方言)
途方もない。誇大な。とても多い。 ほーらつかなあ。あん人の言わすこたー(おおげさだなあ。あの人の言われることは)
ぼくじゃ (宮崎の方言)
大変だ。 あいらいらいらいらい、ぼくじゃー(あらまー、大変なことだ)
ぼっこ (奈良の方言)
すごい。ひどい。 おまえ、そないなことぐらいでぼっこなこと言いな(おまえ、そのようなことぐらいで、そんなひどいことを言うなよ)