まんじ (秋田の方言)
まあ。なんと。 へば、まんじ(じゃあ、また〈別れの挨拶〉)まんじまんじ、えがったごどー(なんとなんと良かったこと)「まんち」とも。会話の端々に挿入される。
まーり (三重の方言)
支度。準備。 早いことおなりのまーりもせんならんし(早く炊事の支度もしなければならないし)「まーし」とも。
みましー(1) (静岡の方言)
よく働くこと。 隣のわけーしはみんなみガましー(隣の若い者はみんな働き者だ)
みみぐすい (沖縄の方言)
聞いてためになること。 ありが はなしや ちゃー みみぐすい なてぃやー(あの人の話はいつも聞いてためになるね)「耳薬」に対応する語。
むぎゆ 【麦湯】 (東京の方言)
麦茶のこと。 筆太に「むぎゆ」と書いてあるのを立てて
むさらっこい (岐阜の方言)
汚い。 なんたらこっちゃ、このちらかりよーは、むさらっこい部屋じゃのー(何ということですか、この乱雑さは、汚い部屋ですね)
むじー (宮崎の方言)
かわいらしい。 んーだまー、ちんこめしてむじもんじゃ(あらまあ、小さくてかわいらしいこと)「むぞらし」「むぞらしー」とも。
むぞーか (佐賀の方言)
かわいい。 こん赤ちゃんのむぞさー(この赤ちゃんのかわいいこと)
むんなれー (沖縄の方言)
世の慣習を学ぶこと。 ありがみーんかい んじゃーに むんなれー しぇー(あの人のところへ行っていろいろ学んできなさい)「もの習い」に対応する語。
めせ(2) (青森の方言)
正直だ。 あの人めグせ人だな(あの人は正直な人だな)醜いという意味を表すこともある。