おっける (栃木の方言)
倒れる。転ぶ。 台風で物置小屋がふっとんじゃーし、おっきな木もおっけされ、てーへんなこどんなっちゃった(台風で物置小屋が吹き飛ばされ、大きな木も倒され、大変なことになってしまった)
おっちょる (大分の方言)
いる。 佐藤さん、おっちょるかえ?(佐藤さん、いますか?)直訳すると「いている」だが、こう言うことが多い。
おっつぁれる (群馬の方言)
怒られる。〜られる。 わりーことして、おやじにおっつぁれた(悪いことして親父に〜られた)
おっとろし (長崎の方言)
おや、まあ。驚いたときに言う。 おっとろし。どっかでふとか地震のあったごたっ(おや、まあ。どこかで大きい地震が起きたようだ)あきれたような気分が入ることも多い。形容詞はおとろしか。
おつもり 【お積り】 (東京の方言)
酒がなくなること。 〈銚子をとってつぐ、出ない〉何だ、もうおつもりかこれでおつもりにしよう
おてまいり (京都の方言)
手間のかかること。 お手間入りのごちそうばっかしやないの(手間のかかるごちそうばっかりじゃないの)
おとましー(1) (福井の方言)
惜しい。 大事なしなもん、こわいてもて、おとましーことしたのー(大事な品物を壊してしまって、惜しいことをしたねえ)
おとましー(2) (福井の方言)
うっとうしい。 こどもぁまとわりついて、おとましこっちゃった(子どもがまとわりついて、うっとうしいことだった)
おとましー (岐阜の方言)
もったいない。 まんだ使えるのにすててしまうとはおとましーこっちゃ(まだ使えるのに捨ててしまうとはもったいないことだ)「惜しい」「気の毒な」の意でも使う。
おとましー(3) (静岡の方言)
気の毒な。 そりゃーふんとにおとましーこんだ(それは本当に気の毒なことだ)