すいー (宮崎の方言)
酸っぱい。 こんみかんなすいねー(このみかんは酸っぱいね)
すぐりみち (埼玉の方言)
隣家へ行くための近道となる細いぬけ道。 昔はどこんち行くにもすぐりみちがあったい(昔はどこの家に行くにも細いぬけ道があったな)
すっぱり (千葉の方言)
すっかり。 この天気じゃ桜もすっぱりだめんなっちゃうべや(この天気で桜もすっかりダメになってしまうなあ)
すてぎもねー (茨城の方言)
この上ない。すばらしい。 すてぎもなぐえーふぐきてんねー(すばらしくいい服を着ているね)
すもう (宮城の方言)
滲みる。沁みる。 この薬、少すすもうがもな(この薬は少し沁みるかもね)古語「しむ」の転。
ずんだるっ (佐賀の方言)
ずり下がる。 こん頃の若っかもんなきもんばずんだらきゃーてさろきよっ。ほんにざまなか(この頃の若者は着物をずり下げて歩いている。まったくみっともない)
せすい (奈良の方言)
利益の薄い。 この儲け、そねんせすいんか(この儲けは、そんなに薄いのか)
せたらう (奈良の方言)
背負う。 この風呂敷をせたらって(せたろーて)帰ってんか(この風呂敷を背負って帰ってね)
せっこがいー (群馬の方言)
よく働く。 あそこんちの嫁さんは、せっこがいー(あそこの家の嫁さんはよく働く)
そがらし (宮崎の方言)
非常にたくさん。 こらまた、そがらしもんじゃ。こんからいもはどっかいもっきたんな(これはまた、たくさんだ。この薩摩芋はどこからもってきたの)