あはー (兵庫の方言)
阿呆。馬鹿。 このあはーたれ(この馬鹿野郎)
あめる (北海道の方言)
食べ物がいたむ。すえる。 このごはんあめてんでないの?(このごはん、すえているんじゃない?)
ある (和歌山の方言)
いる。 あそこの川、前は魚、よーさんあったんや(あそこの川は前は魚がたくさんいたんだ)反対語は「ない」。
あんどした (宮崎の方言)
飽きた。 このしごとはあんどした、つぎのしごとをさがそかい(この仕事は飽きた、次の仕事を探そうか)
いが (長崎の方言)
赤ん坊。 あすこんいがは、かわいかなあ(あそこの赤ん坊はかわいいねえ)今は使わない。「いがいがと泣く」の古語から生まれたと言われるが、擬声語「いがいが」が使われることはない。
いきたむながる (大分の方言)
行きたくないと強く思う。 こん子は学校にいきたむながっち、こまる(この子は学校に行きたくないと言って、困る)
いく (岡山の方言)
起こる。発生する。 こねーだ近所で、かじがいったんじゃ(この間近所で、火事が起こったんだ)
いころ (大分の方言)
根気。意気地。 このごろ、どーもいころがのーなった(このごろ、どうも根気がなくなった)
いたしー (広島の方言)
窮屈だ。難しい。わずらわしい。 肥えたんかのー、この上着はちーといたしゅーなった(太ったのかねえ、この上着は少し窮屈になった)
いっぱだ (山形の方言)
たびたび。いつも。 このじでんしゃ、いっぱだ故障する(この自転車はたびたび故障する)